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心に響く聖書の言葉


聖霊って素晴らしい! ガラテヤ5:16-18

ガラテヤ5:16 私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。
5:17 なぜなら、肉の願うことは御霊に逆らい、御霊は肉に逆らうからです。この二つは互いに対立していて、そのためあなたがたは、自分のしたいと思うことをすることができないのです。
5:18 しかし、御霊によって導かれるなら、あなたがたは律法の下にはいません。

 聖霊については旧約、新約聖書の両方において多くの箇所でその存在と働きが記されています。聖霊は「御霊」と呼ばれたり、「神の霊、助け主」とも呼ばれています。聖書神学において聖霊は神の第三位格として位置付けされており、思いのままに働かれる神の霊だと聖書は教えています。聖霊はその名の通り聖い霊ですから目で見ることは出来ません。見えないからその存在を信じない人や、間違って理解する人たちもいます。ですから私たちは聖書を通して聖霊について正しく知ることが大切です。

1.聖霊の最も重要な働きは、あなたを新生することです。

ヨハネ 3:1 さて、パリサイ人の中にニコデモという人がいた。ユダヤ人の指導者であった。
3:2 この人が、夜、イエスのもとに来て言った。「先生。私たちは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神がともにおられるのでなければ、あなたがなさるこのようなしるしは、だれも行うことができません。」
3:3 イエスは答えて言われた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」
3:4 ニコデモは言った。「人は、老年になっていて、どのようにして生まれることができるのですか。もう一度、母の胎に入って生まれることができましょうか。」
3:5 イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることができません。
3:6 肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。
3:7 あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。
3:8 風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、それがどこから来てどこへ行くかを知らない。御霊によって生まれる者もみな、そのとおりです。」

 ユダヤ人指導者のニコデモが、夜にイエス様の元にやってきました。ニコデモは熱心な信仰者で、神の国を待ち望んでいた人であり、神のしるし(奇蹟)を行なっているイエスというお方がどういう人なのかを自分自身で確かめたかったのでしょう。イエスは彼の心を知られて『新しく生まれる』ことについて話し始められました。
 人は神の霊によって新しく生まれることが出来、そして神の国へ入れるとイエス様は教えられました。では、御霊によって新しく生まれるためにはどうしたらよいのでしょうか?――著者ヨハネは3章16節でその説明を加えています。
3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
 つまり、イエス・キリストを信じる時に私たちは「御霊によって生まれる」のです。そして御霊によって生まれた者は、神とともに永遠に生き続けることができるのです。

2.聖霊は助け主として与えられます。
 イエス・キリストは十字架に架かられる前に、聖霊について詳しく教えられました。
ヨハネ14:16 わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。
14:17 その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。
ヨハネ14:26 しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。

 聖霊は父なる神がキリストの名によって遣わされるもうひとりの助け主であり、キリストを信じる人のうちにいつまでも共にいてくださるお方だと教えられました。ですから信仰者は神様の霊によって常に完全に守られているのです。そして聖霊は信仰者がこの地上で生きている間、神の知恵を与え、真理を示してくださいます。また、聖霊はその人がキリストのものであり、永遠のいのちが与えられていることの保証なのです。これは羊飼いがその所有する羊一匹一匹に焼き印を押すことに似ています。
エペソ 1:14 聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。

3.聖霊に満たされた歩みのために
 神様に祝福された人生のためには、聖霊に満たされた生活をすることが信仰者に求められています。そのために次のことを覚えておいてください。
@神の聖霊を悲しませてはいけません(エペソ4:30)――不品行、偽り、盗み、無慈悲、憤り、怒りなどは御霊を悲しませ、御霊に満たされた生活を妨げます。
A御霊を消してはいけません(1テサロニケ5:19)――燭火の消し方には、吹き消す、押し付ける、油を差し止めるなどがあります。同じように、聖霊の働きを吹き消したり、抑圧したり、差し止めて消してはいけません。それは御霊の働きや導きに従わないことです。
B御霊によって歩みなさい(ガラテヤ5:16)――御霊によって与えられる力と祝福を活用することです。この世界は罪に満ちており、サタンの支配下にあります。その中でキリストの愛と清さを保って歩むことは人間の力では不可能です。御霊の働きがなければ信仰者はサタンに打ち負かされ誘惑に負けてしまいます。だから信仰者は常に御霊によって歩む必要があります。
Cマンネリ化からの脱却――習慣化された信仰生活では情熱が失われ、喜びが薄れてしまいます。気に入って購入した絵画を部屋に飾ると、しばらくは喜んで眺めていますが、次第に部屋の装飾の一部となってしまい、気にも掛けなくなります。イエス・キリストがくださる信仰はこの世のどんなに美しい絵画や建築物より素晴らしいものです。しかし、与えられている永遠のいのちや神様の恵みも、時がたつと持ち物の一つ、風景の一部のようにしか思えなくなる危険があります。聖書のことばが心に響かず、祈りもうつろになり、兄弟姉妹の励ましや集会への招きも疎ましく感じられ律法のように重くのしかかります。聖書と祈りだけではいつか必ずそのような状況に陥るのです。それゆえ私たちには御霊の励ましと力が必要です。御霊によって歩むなら、毎日翼を広げて飛び立つ鷲のように力強く歩むことができるのです。
使徒1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。